【洋裁初心者に読んでほしい】独学のメリットと洋裁を習得する5STEP

服作り

「独学で洋服って作れるの?」
「どうやって服作りを学んで行けばいいんだろう…」
「洋裁をはじめたいと思っているけれど、洋裁教室に通ったほうがいいのかな」

そんなお悩みにお答えしていきます。

洋裁を習得するなら、洋裁教室や服飾専門学校を思い浮かべる方も多いでしょう。プロに教わるので作れるようになりますよね。

とはいえ、通うとなると「お金がかかる…」「時間ないし…」と躊躇してしまう方も多いでしょう。

「独学でも洋裁を身に付けたい」と考える方もいるのではないでしょうか。

この記事では、

  • 洋裁は独学でも身に付く!概要を解説
  • 洋裁を独学で身に付けるメリット
  • 洋裁を独学で習得する5STEP
  • 洋裁を独学する際の注意点

と、独学で洋裁を習得したい方向けに、詳しく解説していきます。

この記事を参考にして洋服づくりにチャレンジしてみてくださいね!

洋裁は独学でも身に付く!概要を解説

「洋裁を独学で身に付けたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。

今は手芸店で洋裁に関する書籍がたくさん並んでいますし、インターネットでも情報は集められるので、挑戦しやすいですね。

実際に独学で洋裁を始めている方も多いです。

私も独学で洋裁を始め、ポーチや巾着などの小物は1時間ほどで完成し、簡単なスカートなら生地の裁断から2時間もあれば作れます。

どのように洋裁を独学で身に付けていくのか、お話ししていきますね。

洋裁を独学で身に付けるメリット

洋裁を独学で身に付けていくと、どんなメリットがあるのか詳しく解説していきます。

  1. 好きな時間に学べる
  2. 自宅でできる
  3. お金がかからない

ひとつずつ見ていきましょう。

1.好きな時間に学べる

1人で学んでいくので好きな時間に取り組めます。学校に通うとなると授業時間も決まっていて、自分の都合では変更できません。

授業に合わせて予定を空けていても、急な仕事が入ったり体調が悪くなったりすると、休まなくてはいけません。

独学だと通勤時間中に本や、インターネットで学ぶことができますね。

さらに、子育て中のママは、子供のお昼寝時間を使うなど、自分の都合に合わせた空き時間で洋裁を学んでいけるでしょう。

2.自宅でできる

独学だと外出せずに勉強できますね。天候が悪い日は外出が億劫になったり、体調不良で出られなくなったりする可能性もあるでしょう。

もともと外に出るのが好きじゃない方は、洋裁教室に通い続けるのが面倒になるかもしれません。

自宅で勉強すると自分のペースで進められるだけでなく、他の人と関わらず作業もできるので、干渉されるのが苦手な方にも向いているでしょう。

3.安く済む

「安く済む」が独学の1番のメリットといえるでしょう。洋裁教室や通信講座は、教えてもらうのが前提なので授業料が必要ですね。

内容次第ですが、手芸店の洋裁体験教室なら1回¥3,000~が多く、通信講座なら数十万円、服飾専門学校だと100万円近くかかります。

何も見ずに洋裁を習得するのは難しいので、洋裁本を2~3冊購入して学んでいきましょう。

洋裁を独学で習得する5STEP

洋裁を独学で習得する5STEPを解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. 洋裁の教科書として洋裁本を用意する
  2. 習得する技術の目標を立てる
  3. 小物から作る物を決めて練習する
  4. 簡単な洋服を作る
  5. 洋裁本の型紙を使って洋服を作る

詳しく解説していきます。

1.洋裁の教科書として洋裁本を用意する

独学で服作りを始めるなら教科書になる洋裁本を用意しましょう。教わらないので何が正しいのか分からないまま、適当に作っていては上達しません。

教科書は2冊あれば十分です。洋裁の基礎知識が載っている・スキルアップできる技術が載っている本を用意してください。どちらも載っているなら1冊でOKです。

購入前に図書館で借りて自分に合っているか、確認するのもいいでしょう。

おすすめの本はこちらです。洋裁の基礎知識がたくさん掲載されています。

2.習得する技術の目標を立てる

洋裁学校や通信講座はカリキュラムが決まっていますが、独学は自分で計画を立てる必要があります。何を作れるようになりたいのか、どんなイメージの洋服を作りたいのか決めて計画を立てると、身に付きやすくなります。

例えば、ミシンの直線縫いに慣れるためにコースターや巾着を作る、四角いポケットの練習にエプロンを作るなど具体的な計画を立てるといいでしょう。

一度に多くの技術を身に付けようとせず、1つ2つ位ずつスキルアップを目指しましょう。

初めて縫う時は失敗する可能性もあるので、いらない布で試し縫いをしてくださいね。

3.小物から作る物を決めて練習する

目標を決めたら小物作りから始めましょう。洋服を作りたいと思うかもしれませんが、ミシンの扱いに慣れないとスムーズに縫えません。

コースターなら四角に縫うだけなので練習におすすめです。小物の作り方の本も手芸店に並んでいるので、自分が作りたい物があるか確認して購入すると長く使えますね。

何冊も本を増やしたくない方は図書館で借りて作るといいでしょう。小物も作り始める前にいらない生地で練習すると、より身に付きやすくなりますよ。

4.簡単な洋服を作る

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長方形の生地2枚で作るスカートは、曲線がなく真っすぐ縫うだけなので初心者にもおすすめです。

お子さんと生地を選ぶと、完成までの時間が楽しく、モチベーションアップにもなるでしょう。

5.洋裁本の型紙を使って洋服を作る

パーツの少ない洋服のあとは、洋裁本の型紙を使って洋服を作りましょう。「オリジナルの洋服を作りたい」と思うかもしれませんが、型紙を作るのは初心者には難しいです。

比較的作りやすいTシャツや、ウエストがゴム仕様の洋服から作ってみてはいかでしょうか。

そのあとは、ボタンホールやファスナーなど少し複雑な工程がある洋服を作って、スキルアップを目指しましょう。

型紙の写し方についてはこちらの記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

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洋裁を独学する際の注意点

独学のメリットや手順を読んで、「自分にもできそう」と思った方もいるでしょう。そこで、注意してほしい点も解説していきます。

  1. 縫い方のコツなど聞けない
  2. 教科書と何が違うのか分からない
  3. なぜ失敗したのか原因が分からない

それぞれ見ていきましょう。

1.縫い方のコツなど聞けない

独学だと一人なので縫い方について聞けません。洋裁本に縫い方は書いてありますが、「ここがどうしてもうまく縫えない」となったとき聞けないので、試行錯誤しなければならないですね。

調べて実践してうまくいかないと、調べ直したり、やり直したりと完成するまで時間がかかる場合もあるので注意しましょう。

2.教科書と何が違うのか分からない

教科書通りに作ったけど、「何かが違う…」と思ったとき確認できません。見比べようと思っても教科書は写真で平面なので、裏側は見えませんし、違いを見つけられない可能性が高いです。

違いが何なのか分からないと調べられないので、解決できずそのまま時間が過ぎてしまった…とならないように注意しましょう。

3.なぜ失敗したのか原因が分からない

なぜ失敗したのか原因を見つけられないと、同じところを間違えてしまう可能性があり、上達するまで時間がかかります。

失敗は誰にでもありますが、どう修正するか、失敗しないためにどうしたらいいのかを考えましょう。

失敗が続くとモチベーションの低下にも繋がるので注意してくださいね。

ここまで記事を読んで、「独学で洋裁を身に付けていこうかな」と思った方もいるのではないでしょうか。

しかし、アドバイスをもらえる質問できる環境で洋裁を学んだら独学より早く上達し、身に付きやすいです。分からないことをそのままにしては進みませんし、創作意欲も減ってしまいますね。

「これから洋裁を学びたい」「洋裁を独学でしてきたけどもっと上手になりたい」とスキルアップを目指すならスクール入会を検討してみてくださいね。

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